【地域包括診療加算・機能強化加算】
当院では、「地域包括診療加算」等を算定する患者さんに、「かかりつけ医」として、次のような診療を行います。
- 生活習慣病や認知症等に対する治療や管理を行います。
- 他の医療機関で処方されるお薬を含め、服薬状況等を踏まえたお薬の管理を行います。なお、必要に応じ、担当医の指示を受けた 看護職員等が情報の把握を行うことも可能です。
- 必要に応じ、専門医師または専門医療機関への紹介を行います。
- 予防接種や健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
- 介護保険制度、保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
- 介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談に適切に対応します。
- 診療時間外を含む、緊急時の患者さんからの電話等によるお問い合わせに対応しています。
- 患者様の状態に応じ、28日以上の長期投薬又はリフィル処方箋の交付に対応します。
患者さん・ご家族へのお願い
- 他の医療機関を受診される場合、お急ぎの場合を除き、担当医にご相談ください。お急ぎの場合に、他の医療機関を受診した場合には、次に当院を受診した際にお知らせください。(他の医療機関で受けた投薬なども、お知らせください。)
- 受診時にはお薬手帳をご持参ください。
- 処方を受けている薬局のお名前をお知らせください。
- 健康診断の結果についても、担当医にお知らせください。
【外来感染対策向上加算】
当院は、「外来感染対策向上加算」を届け出ている医療機関として、次のような取り組み・体制を整備しております。
- 院内感染対策に係る基本的な考え方・・・二次感染のリスクを軽減するため、正しくマスクを着用していただきますようお願い致します。また検査後の環境消毒や適宜換気等、当クリニックが作成したマニュアルに準じた対応を行います。
- 院内感染対策に係る組織体制・業務内容・・・院内感染に関する研修会を定期的に行います。連携先の病院が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスに参加しています。
- 抗菌薬適正使用のための方策・・・「抗微生物薬適正使用の手引き」(厚労省結核感染症課)等を参考に、抗菌薬の適正な使用の推進に資する取り組みとして、慎重に薬剤選択、投与期間を設定します。
- 他の医療機関等との連携体制・・・県立広島病院と連携し、平時からの感染防止対策の実施に努めます。
- 当院は新興感染症の発生時に自治体の要請を受けて発熱患者の診療等を実施する「第二種指定医療機関」の指定を受けており、受診歴の有無にかかわらず、発熱患者等の受け入れをしています。
【医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算】
当院では、医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っています。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 医師等が、オンライン資格確認等システムから取得した診療情報を診察室等で閲覧又は活用できる体制を有しています。
- マイナ保険証を利用できる環境を整備しています。
- 電子処方箋の発行を行う予定です。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声掛・ポスター掲示を行っています。
- 医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、活用して診療を行うことについて、当該医療機関の見やすい場所及びホームページ等に掲示しています。
【一般名処方加算】
当院では患者さんに必要な医薬品を確保するため、医薬品の供給状況を踏まえつつ薬局とも連携のうえ、一般名処方(お薬をメーカー・銘柄を指定せず記載すること※)を行っておりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。
※一般名処方とは:お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。